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■1:ウーピンの年齢構成■2:ウーピンの個性
【ウーピン君とだいこんまんず】は
【ビートルズ】と年齢構成だけでなく
4人はキャラクターとか音楽的趣味でも
不思議な類似性を持っていた。
服部はとにかくビートルズ以外には50年代のRock 'n' Rollばかりで
あとは(すこし言葉が悪いが)彼は自分のことにしか興味がない。
ギターはしょっちゅうコードを間違えるようなデタラメ演奏なのに
どっしりしたリズムと声でいつも彼自身を《正解》にしてしまう。
対照的に、わにはクラシック方面にも興味が広がりそれも結構詳しい。
しかし「一番好きなのはボブディラン」とアメリカかぶれした面も持つ。
かつてはサークルの代表も務めていた彼はこのバンドでもリーダーであり
ライブでのMCを務めるなど対外的な広告塔としての役割も担っていた。
中東サウジアラビアで生まれた(実話)しんぺーは
無国籍な音楽センスを武器に(新生児期の原初的音楽体験の影響か)
ピンポイントかつ個性的なリフを絶妙に配置する燻し銀な男。
末っ子キャラなのであまり発言権は強くなかったが、音楽的には
バンドの舵取り役であり最も影響力が強かったのは彼である。
そして組長は本当はジャズやブルースがやりたい人である。
また、このブログでこそ管理人ゆえに発言力があるようにみえるが
ステージになるとよくいえば寡黙、わるくいえば説明責任放棄。
考えていることはよくわからないけれどパワーと勢いだけは凄い。
あと本当はボーカルで歌いたいのに機会が極端に少ない(笑)。
これらの個性や特徴は本家ビートルズでも言われてきたことと
少なからず共通項を持つのではないか、と私は感じる。
無骨なロケンロー回帰にみられるジョンの豪胆さ
予定調和的アメリカ大衆音楽に代表されるポールの普遍性
屈折した個性とインド趣味が織り成すジョージの特異さ
爆裂ドラムとジャズボーカルの共存を許すリンゴの両面性
このように4人は年齢構成「だけ」でなくて
あるいは性格の類似性「だけ」でもなくて
性格と年齢構成の「両方」が絶妙に絡み合って類似しており
だからこそ【ウーピン君とだいこんまんず】は
「小さな奇跡」だったと呼ぶにふさわしい、と。
そう私は考えている。
※あとは、組長に欠けていて、リンゴに必要不可欠な要素としての
《アイドル性》を担っていたのが嘉だったとも指摘できる。
かくして【ウーピン君とだいこんまんず】は完成するのである。
ウーピンについて書くことはまだある。